予防歯科
予防歯科について
Preventive Care

予防歯科の重要性
予防歯科とは、虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぎ、健康なお口を維持するための取り組みです。歯の健康は、食事や会話だけでなく、全身の健康や生活の質にも大きく影響します。
定期的な検診やクリーニング、日々のブラッシングを組み合わせることで、痛い治療を避け、快適な生活を長く続けることができます。
- Merit.01歯を健康に保つことが
できる - 歯周病を予防し、早期に治療するための基本は、プラークコントロールにあります。
歯周基本治療では、正しいブラッシング技術を習得し、プラークの減少を目指します。
さらに、喫煙やストレスなどの生活習慣の改善も重要です。
セルフケアと生活習慣の両方から、歯周病の予防に努めましょう。 - Merit.02長く自分の歯を
残すことができる - 日本では、高齢になると歯を失う人が多い傾向があります。
一方、欧米諸国では予防歯科に対する意識が高く、定期的なケアによって歯の残存率が高いことが特徴です。予防歯科を継続的に受けることで、むし歯や歯周病を早期に発見・治療し、生涯にわたって自分の歯を維持できる可能性が高まります。 - Merit.03健康寿命を
延ばすことができる - むし歯や歯周病で歯を失うと、食べ物を噛みにくくなり、栄養の吸収効率が低下します。発音もしづらくなり、日常の会話やコミュニケーションにも支障が出ることがあります。さらに、噛む力の低下は運動能力にも影響し、転倒のリスクが高まる可能性もあります。歯をしっかり守ることは、健康で自立した生活を長く続けるためにも非常に大切です。
- Merit.04時間と治療費の節約になる
- 定期検診には時間や費用がかかりますが、計画的に実施することで無理なく続けることが可能です。一方で、むし歯や歯周病が進行すると、予期せぬ治療が必要となり、痛みや余計な時間・費用がかかることがあります。そのため、予防歯科は人生全体の効率を高めることにもつながります。実際に、定期的な検診を受けている人は総医療費が抑えられる傾向があり、65歳以上では約15万円以上の節約ができるとも言われています。
ライフステージに合わせた
治療とメインテナンス
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1

0~10歳代
将来のお口の健康の基盤が形成される大切な時期です。
むし歯だけでなく、歯の生え変わりや歯並び、顎の成長など、さまざまな観点から丁寧にチェックします。
また、健やかな成長を支えるために、口腔習癖や口呼吸など歯並びに影響を与える要因がある場合は、改善に向けた指導も行っています。 -
2

20~30歳代
この時期は忙しく、お口の健康に意識が向きにくくなる方も少なくありません。
そのため、むし歯のリスクが高まることから、定期的な検診を強くおすすめしています。
検診では、歯のクリーニングや正しいブラッシング指導、食生活のアドバイスを中心に行います。また、治療の際には歯をできるだけ長持ちさせるため、最小限の切削で行うことを心がけています。 -
3

40~60歳代
この時期は歯周病のリスクが高まるため、定期的な歯周検査やクリーニングを受け、喫煙や食生活などの生活習慣の改善を促すことが大切です。治療においては、できるだけ抜歯を避け、歯を長く残すことを優先します。さらに、オーラルフレイルや口腔機能低下症など、口腔の機能が衰えるリスクにも注意し、予防と早期治療を心がけることが求められます。
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4

70歳以上
加齢や唾液の減少により、歯肉が下がって歯の根元にむし歯ができやすくなります。当院では、歯をできるだけ残すためのクリーニングや最小限の治療に加え、口腔機能の維持にも力を入れ、患者さまの生活の質(QOL)の向上を目指しています。体調に合わせて治療や検診内容を調整でき、通院が難しい方には訪問診療にも対応しています。
歯科医院で行う
プロフェッショナルケア
毎日しっかりとブラッシングをしていても完全には汚れを落としきれません。
取り除ききれなかった汚れ(バイオフィルム)が積み重なり、虫歯や歯周病が進行してしまいます。
歯科医院で行う予防(PMTC)はこのバイオフィルムをしっかりと落とすことができるため、「毎日ブラッシングをきちんと行っているから大丈夫」と思わず、
健康な歯に対しても年に2~3回ほどメンテナンスを行うことが大切です。
1歯磨き指導
間違った歯磨きを続けると、どれだけ丁寧に磨いても磨き残しが増え、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。そこで当院では、歯磨き指導を積極的に行い、患者さまのセルフケアの精度向上をサポートしています。
歯科衛生士がわかりやすくアドバイスいたしますので、歯磨きに関するお悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
2歯石除去
(スケーリング)
スケーラーという専用の器具を使い、口腔内の歯垢や歯石を丁寧に取り除く処置です。
歯垢が歯石に変わると、通常のブラッシングではほとんど除去できません。そのため、3か月ごとの定期的なスケーリングをおすすめしています。
3フッ素塗布
フッ素塗布は、濃度の高いフッ素を歯の表面に塗る処置です。
フッ素には、歯の再石灰化を促進し、歯質を強化する効果があります。
これにより、むし歯菌による酸によるダメージを受けにくくし、虫歯の予防に高い効果を発揮します。特にお子さまやむし歯になりやすい方には、定期的なフッ素塗布がおすすめです。
4PMTC
PMTCは、資格を持つ歯科衛生士が専用の機器を用いて行う、プロフェッショナルによる歯のクリーニングです。普段のブラッシングだけでは落とせない歯の表面のバイオフィルムや汚れ、べたつきなどをしっかり取り除きます。
施術後は歯の表面がツルツルになり、汚れや歯垢が付きにくくなるため、むし歯や歯周病の予防にも効果的です。定期的に受けることで、お口の健康を長く維持することができます。
自宅でできるセルフケア
予防歯科には大きく分けて、定期的に歯科医院で行う「プロケア」と、歯科医院での指導を基にご自宅で毎日行う「セルフケア」があります。
どちらも虫歯や歯周病を防ぐ大切な予防法です。どちらか一方が疎かになると歯の健康を保てません。
当院では正しいブラッシング方法についても指導していますので、子どもから大人までご相談ください。
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歯磨き
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デンタルフロス
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フッ素入り歯磨き粉
毎日の積み重ねで予防する「セルフケア」
毎日ご自身でおこなう「歯ブラシ・歯間ブラシによるブラッシング」「義歯のお手入れ」がお口の健康を守る基本。当院では、その効果的なやり方をやさしく丁寧にアドバイス。
歯科衛生士が患者さんそれぞれにあったブラッシング方法と、何百種とある歯ブラシや、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助的な器具もご指導しています。
ブラッシングのポイント
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フッ素を歯の表面に残す
歯磨き剤にフッ素が入ったものやフッ素ゲルなども効果的です。お口は少量の水ですすぐことをお勧めします。
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歯垢を徹底的に落とす
適切なブラッシングとデンタルフロスなどの補助道具を使ってしっかり歯垢を落としましょう。
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細菌の増殖を防ぐ
お口の中の細菌は眠っている間に繁殖しますから、寝る前にデンタルリンスを使うことも有効です。
歯ブラシやフロスなどの選定
セルフケアの道具には一般的な歯磨き剤と歯ブラシだけでなく、デンタルフロスやデンタルリンス、フッソ入り歯磨き剤、フッソジェルなどがあります。
当院では患者様のお口の中の状況に合わせたものをお勧めします。
正しい歯磨きの仕方
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1

ヘッドの小さなブラシを選ぶ
口腔内でしっかり動かせるよう、ヘッドは小さめのブラシを選びましょう。
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2

歯ブラシは鉛筆を持つように握る
細かくしっかり磨くために、歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握ります。
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3

力を入れすぎない
ブラッシングの力が強すぎると、かえって汚れが取れにくいうえに歯が傷つきます。
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4

小刻みに動かす
歯ブラシは大きく動かすのではなく、小さく小刻みに動かすことで汚れを除去します。
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5

3分以上磨き続ける
ブラッシングは3分以上時間をかけましょう。短時間では汚れが取りきれません。
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6

歯ブラシ以外のITEMも使う
歯ブラシだけでは取れない汚れもあるため、デンタルフロスや歯間ブラシも活用しましょう。
早期発見・早期予防でトラブルを防ぐ
定期健診は、虫歯や歯周病を早期に発見し、予防するために非常に重要です。
自宅でのブラッシングだけでは取り切れない歯垢や歯石を専門的に除去することで、むし歯や歯周病のリスクを大幅に減らすことができます。
また、定期的に歯の状態をチェックすることで、口腔内のトラブルを未然に防ぎ、将来の治療の負担や費用を抑えることも可能です。
お子さまから大人まで、健康で快適な毎日を維持するために、定期健診は欠かせない習慣です。